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手術を受ける前に確認しよう

症状を見きわめる

人工股関節を使用する最大の目的は「日常生活に支障をきたす痛みを取り除くこと」です。たとえば、強い痛みがあったとしても、投薬などでよくなる場合もありますし、変形があった場合でも、痛みがないこともあります。 手術が必要なのは、特に痛みがひどく、日常生活に支障がある場合です。知識の豊富な専門医や病院スタッフとよく相談し、手術を受けるかどうかを決定しましょう。

入院前の生活

入院する前は、これまでの日常生活を大きく変える必要はありません。医師や看護師に相談し、準備を整えてください。

全身の健康もチェック

人工股関節置換術は、身体に大きな負担がかかります。ですから、ほかの疾患があったり、薬を服用している場合などは、手術が行えるかどうか、よく調べることが重要です。特に心臓や腎臓、肺などの内臓に疾患がある場合は、症状を踏まえた判断が必要となります。 服用中の薬(薬店で購入したものなども含む)がある場合は、すべて担当医、看護師にお見せください。これはとても重要なことで、薬によっては、麻酔と一緒に服用してはいけないものもあります。また、出血を増やす恐れのあるものもあります。手術中の危険を回避するためにも、現在の自分の状態を詳しく伝え、よく相談した上で、手術ができるかどうか、決定しましょう。

入院時に必要となるもの

  • 洗面用具
  • 下着
  • ねまき(パジャマ)
  • バスタオル
  • 上履き・リハビリ用シューズ
  • 湯のみ・箸

※病院によっている物は異なります。