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手術後の後療法を大切に

手術直後の処置は?

手術が終了すると、病室に移動しますが、患者さんの状態を確認しながら、さまざまな対応をしていきます。

  • チューブから出る出血の量を測定したり、血圧を測ったりするなど、状態が安定するまで頻繁に対応します。
  • 患者さんの状態を正確に把握するため、しばらく、心電図をつけておくことがあります。
  • 出血量を確認したり、血液検査を行いながら、輸血することもあります。

入院期間につきまして

患者さんの状態や年齢、本人の意欲などによって異なりますが、通常は2~6週間です。

手術後の患者さんの状態は?

  • 手術直後は、痛みがでることは避けられません。そこで、注射や点滴、座薬などで痛み止めを投薬することがあります。痛み止めを使ったとしても、多少の痛みを感じることもありますので、痛みが和らがない、何か気になることが起こったときなどは、遠慮なく看護師にお申し出ください。手術翌日には、痛みはだいぶ治まってきます。
  • 手術直後は、発熱することがありますが、通常は、次第に下がっていきます。
  • ひざに入れていたチューブは、2~3日で外すことになります。患者さんの状態を確認しながら決定していきます。

静脈血栓塞栓症に注意しよう

長い間動かないでいると、血のめぐりが悪くなり、血管に血のかたまり(血栓)ができてしまう場合があります。これが「静脈血栓塞栓症」です。旅客機に搭乗している人が、発症するエコノミー症候群もこれに含まれ、とても危険な症状です。ごくまれに、血管内にできた血栓が肺に運ばれ肺の血管をつまらせることがあります(肺血栓塞栓症)。その場合、急な胸の痛みや息苦しさが起こって、短い間に死に到ることもあります。